洋電タイムスYoden Times
105号 -2021年夏号-
【孫狸の寝言】
「タイミング」
物事には「タイミング」というものがあると思います。
同じ事をするにしてもタイミングが良い時と悪い時とでは結果に雲泥の差が生じることもあります。
たとえばちょっとしたプレゼントをする時でも、
もらい手側が同じ物を買ったばかりのタイミングでプレゼントしてしまうとあまり喜んでもらえないこともありますし、
その逆に欲しいと思っていたまさにそのタイミングでプレゼントをするとこちらが思っている以上に喜んでいただけることもあります。
仕事もそうです。
同じ事をして喜んでいただける時もあれば、お叱りを受ける時もあります。
残念ながら「タイミング」は目で見ることができません。
見極めることができればどれほどありがたいことかと常々思いますが、それは叶わぬ夢だと思います。
でも、いろいろな経験を積み重ねていくことでなんとなくですが「タイミング」を感じることができるような気がします。
そのためにはやはり人と人とはリアルで会い、話し、感じることが不可欠ではないでしょうか。
最近は、メール、LINE、Zoom、など便利なツールがたくさんあります。
反面、直接会って伝える、言葉を声にして伝えることが減っていき、
その結果、「タイミング」がわからない「間の悪い人」が増え非常に暮らしにくい世の中になっていくのではないかと心配します。
私もどちらかといえば間が悪い方です。
決して悪気はございません。
お心当りのある方はどうぞご容赦のほどお願い申し上げます。
(2021年8月執筆 三原幸一郎)
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