【孫狸の寝言】

「ショッピングセンター」

私の住んでいる近くに昔ながらのショッピングセンターがあります。

コの字型に２０店舗ほどが軒を連ね、コの字の中央は大きな広場となっております。

しかしながら、それらの店の大半はシャッターを下ろし、数軒の店が細々と営業しているだけとなっています。

以前にそのショッピングセンターの近くに住んでいた当社社員が言うには、

「私の子供の頃はこのショッピングセンターも盛況で子供ながらにここで買い物をすることが大変楽しみでした」とのこと。

私が子供だった頃にも、ワクワクしながら遠足のお菓子を買ったり、プラモデルを買ったりした小さなショッピングセンターがありました。

現在は取り壊され、小さなマンションとなっておりますが。

コの字のショッピングセンターを見るたび、何とも言えない「もの悲しさ」を感じます。

子供の頃のように日本全体が活気あふれた時代よ再びとはいかないと思いますが、

地元地域で人と人とが交流できる「ショッピングセンター」「商店街」が復活することが

持続可能な社会を形成するのに役立っていくのではないでしょうか。

（２０２２年１月執筆　三原幸一郎）

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2022年5月21日