【孫狸の寝言】

「苦手」

飛行機が苦手です。なぜかわかりませんが苦手です。

最近でこそ乗る機会が増え少し慣れはしましたが、搭乗前や搭乗中は不安で一杯です。

搭乗前には必ず２～３回はトイレに行きますが、不安で機内でもすぐに行きたくなってしまいます。

搭乗中も機体が揺れ始めると目をつぶって「災い」が過ぎるのをじっと待ちます。

その時に必ず考えてしまうのが日々の反省です。

日々の反省を神様にし、飛行機の安全を祈願してしまいます。

誠に勝手なお願いだと思います。

おおげさだと思われるかもしれませんが、それほど苦手なのです。

先日仕事で長崎に行く用がありました。もちろん飛行機です。

伊丹から離陸して間もなく「これからしばらく揺れます」と機内アナウンスが流れました。

不安MAXです。それからすぐに今まで経験したことのない大きな揺れが始まり、女性の悲鳴がいたるところで上がっていました。

そのあとはエアーポケットに入り、５ｍは落ちたと思われるほど降下しました。

その日泊まった長崎のホテルではそのときの夢を見てしまい、さんざんな出張となりました。

今でも少しトラウマとして残っているようです。

これからも飛行機に乗る事は避けられないと思いますので、何かいい対処法があれば教えていただけると幸いです。

（２０２０年１月執筆　三原幸一郎）

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